費用は医療費控除の対象?

費用は医療費控除の対象?

費用は医療費控除の対象? 人はいつ病気や怪我になるのかわかりませんが、なってしまったら治療費や薬代など相当の負担をしなければいけません。
そういった負担が嫌で治療をしてもらわないと大変なことになりますから、患者の負担が軽減する制度として医療費控除があります。
その際に知っておくべきなのは、どんな場合でも制度が使えるわけではないことです。
病気や怪我を治療するための支払いが対象ですから、審美的な目的で行う手術などは対象外です。
では眼科検診はどうなのかという問題が出てきます。
眼科検診は、それ自体が目の病気を治す行為ではありません。
ですから、その費用は原則として自己負担ということになります。
ただし、検診をした結果で目の疾病が見つかったと言うならば、治療とセットになっていると言う考えができますから医療費控除の対象になります。
そのときには、確定申告をするときに支払った料金がわかる領収書の写しを添付、あるいは提示しなければいけません。
領収書を紛失しないよう、大切に保管しておきましょう。

眼科検診時に結膜炎を指摘された際の対処の仕方

眼科検診時に結膜炎を指摘された際の対処の仕方 健康診断の項目には必ず眼科検診も入っています。
この検診では視力検査と色判断、そして角膜のチェックをおこなわれます。
角膜チェックの際は眼科検診用の顕微鏡下で医師が直接、目を見て診断を下しますが結膜炎を指摘される場合もあります。
この結膜炎とは上下まぶたの粘膜に黴菌が付着して発生する炎症で、他者に感染させる可能性があるものです。
眼科検診で指摘された場合は、検診を担当した医師が診断書を書くのでそれを持参して最寄りの医療機関を受診するようにしましょう。
これまでに受診したことがある眼科がある場合は、掛かりつけ医に渡された診断書を提示すれば適切な治療をおこなってもらえます。
しかし、一度も眼科で治療を受けたことがないという方の場合は、眼科検診を受けた医師または看護師に治療もして欲しいと伝えれば対応してくれます。
治療は点眼と抗生剤を約1週間服用すれば完治するので、さほど重大な疾病ではなく多くの方が患いやすいものです。